石油化学プラントは24時間365日稼働しっぱなしなので、交替勤務体制で仕事をします。
交替勤務もいろいろありますが、石油化学プラントでは4直2交替が多いのではないでしょうか?
そして実は4直2交替も色々なシフトパターンがあるんです!
この記事では石油化学プラントで勤務している私が、どんなシフトパターンがあるのか紹介しちゃいます!
4直2交替のシフト表記
4直2交替のシフト表現は実は会社によって様々です。
【朝から仕事】朝勤、乙勤、1勤、L勤
【夜から仕事】夜勤、甲勤、2勤、M勤
この記事では朝勤・夜勤、もしくは1勤・2勤と表記させていただきます!
11休22明休休
- 2日目の仕事終わりから4日目の夜勤入りまでの時間が長い
- 夜勤を乗り切れば明けを含めれば3連休みたいなもん
- 11、22の連勤が辛い(家帰ったら寝るしかできない)
- 明休休の後に出勤すると引継ぎが大変
4直2交替の定番パターンではないでしょうか?
2日間頑張ればしっかりとした休みが来るので、私生活と仕事のバランスが個人的には1番取りやすいのではないかと思います。
ただし、朝勤と朝勤の間、夜勤と夜勤の間はほとんど何もできないと思っていいでしょう!
私の場合ですが20:00から夜勤に引き継いだら、家に着くのは20:40ごろ。
そこからご飯食べて、風呂入って~とやっているとあっという間に22:00近くになってしまいます。
家が遠い人はもっと遅くなります。
3日目と7日目にスノボー行けるからこの勤務好き
12明12明休休
- 1日頑張れば次の勤務まで時間がある
- しかも、しっかり明休休の連休がある
- 4日目が辛い(明けのあとすぐに朝勤)
- 8日間で明けが2回もある
- 明休休の後に出勤すると引継ぎが大変
これも定番パターンの1つです!
電車通勤が主な工場だとこのパターンになるのではないかと思います。
なぜなら電車通勤するような地域は出勤・退勤の往復で2時間ぐらい掛かってしまう人が多く、
朝朝などの連勤があるパターンだと、それこそ帰宅したら飯食って・風呂入って・寝る!ぐらいしかできないからです。
1日頑張れば次の勤務まで時間もあるし、明休休の連休もあって…
なかなか良いんですが、4日目が辛い!
明けの日は疲れていて何もできないですし、だからといって明けてから夕方まで寝てしまうと夜眠れなくなります!
そうなると寝不足のまま4日目の朝勤を迎えることに…
体力のある若い人とおっちゃんとで意見が分かれそうな勤務パターンです。
12明休12明休
- 1日頑張れば次の勤務まで時間がある
- 明けの後にちゃんと休みがある
- 連休がない
身体はこのパターンの勤務が1番楽かもしれません。
定修準備などで現場作業がハードになる時などは、このパターンの勤務に変更したりする職場もあります。
身体は楽なのは良いのですが、有休を使わないと連休がないのがイマイチなポイント。
個人的には働いた気も休んだ気もしない!そんな勤務でした。
1122明休休
- 4日頑張れば4連休みたいなもん
- 4日間が辛い
12時間勤務を4日間ぶっ通すのでハードな勤務です。
12時間勤務って言っても通勤・退勤の時間を考えると、その4日間はほとんど会社に捧げなければならないのではないでしょうか!
その代わり明休休休が嬉しすぎる!
毎サイクル1泊2日で旅行いけちゃうんじゃない!?って思っちゃいます。(金があれば)
その他の4直2交替パターン
他にも調べたら個人的には珍しいなと思うパターンがありました。
ちょっとだけ紹介します!
4勤4休パターン
4日働いて4日休む!を繰り返すパターンです。
イギリスだと多いそうです。
4連休は嬉しいですが、4連勤がしんどそう!
肉体労働が多いタイプの工場だと身体が非常に辛いと思われます!
逆に、安定していて現場作業が全然ないようなプラントならありかもしれませんねっ。
デュポン式12時間ローテーション制
考えた人すごいな!と思いました。
かなり変則的ですし連勤も多いのですが、1か月に必ず7連休がある!というパターン。
個人的には7日間も会社を空けると
- 休み明けの状況把握が大変そう
- メールが大変なことになってそう
- 関係者と協力するタイプの仕事が止まる
- 新入社員は仕事覚えるの大変そう
などデメリットも多そうなのですが、それを帳消しにするくらい7連休のインパクトがすごいです。
毎月地元に帰れるし、タイミング合えば夏フェスとかも有休取らずに行ける…!
ちなみにこの勤務はWikipediaに載ってました↓
石油化学プラントの4直2交替はだいたいこの記事で紹介したパターン
というわけで石油化学プラントの4直2交替の勤務パターンをいろいろ紹介しました!
石油化学じゃない製造業はまた違うパターンもあるかもしれません。鉄系とかライン製造系とか!
それぞれのパターンにメリット・デメリットがありますが、それぞれの会社に一番合う勤務パターンが採用されていると思います。
そして勤務パターンはそう簡単には変えられるものではないので、
もし就職や転職の前段階であれば事前にどんなシフトパターンか確認してみてもいいかもしれませんねっ
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