少し前となってしまいますが1級ボイラー技士に合格したのでその方法を紹介します。
受験してみての感想は
- 過去問だけで充分!
- 2級ボイラーとそんなに変わらないような…
- 計算はあるけど単純なもの!
そんな資格でした。
合格経験談を残しておくので、これから受験する方の参考になれば嬉しいです!
1級ボイラー技士に合格した際の私のスペック
✓工業高校卒
✓石油化学系のプラントオペレーター(10年目ぐらい)
✓2級ボイラーを取ったのは新入社員の時なので内容忘れてる
こんな感じで、1級ボイラーを受験する人はだいたい同じような感じだと思います。
たまたま職場にボイラーがあったので、業務と関連付けて勉強できたのはラッキーでした!
1級ボイラー技士の試験概要、難易度
1級ボイラー技士の簡単な概要だけ紹介します。
- 試験頻度:6~7回/年
- 合格率:52.5%(令和元年)
合格率は結構高めですね!
ちなみに2級ボイラーと同じく4科目。
合格基準も科目ごとの得点が40%以上・かつ4科目の平均が60%以上の時に合格となります。
ですから苦手科目があっても得意科目があればカバーできる嬉しい仕組みです。全部の試験そうなってほしい
工業系の資格の難易度近いところであえて比較すると
高圧ガス乙種>危険物甲種>>>1級ボイラー>2級ボイラー>危険物乙4
って感じですかね。
ちなみに2級ボイラーより劇的に難しいかというと全然そんなことはないので、2級取得後にはボイラーの記憶があるうちにさっさと1級を受けたほうが良いです!
1級ボイラー技士に合格するのに使用したテキスト
私が使用したのはボイラー協会から出版されているこのテキストだけ!
テキストというか問題集です!
本の構成は、1ページにつき1問+解説がずーっと続いているといった感じ。
ボイラー図鑑とかいらないの?ってなりそうですが、解説に図が載っているので大丈夫です。
1級ボイラー技士の勉強方法
1級ボイラーの勉強方法は
ひたすら先ほど紹介した問題集をやりこむ!
だけ!
6回分の試験問題が掲載されているのですが、そうなると類似問題もでてくるというもの。
しかし、それでも毎回丁寧な(同じような)
解説がついているのです!
それを何回も解いてると「この解説見たわ」ってなるんですが、逆にそうなるぐらいしつこいほうが記憶に残りますよねっ
計算問題もありますが、化学工学みたいなややこしめのは出てこないのでちょっと勉強すれば大丈夫です。
プラント業界で働いている方ならこのテキストを一周しただけで合格可能と思われます!
頑張れば1か月もあれば…!
1級ボイラー技士は2級ボイラーに合格したらすぐ受験すべし!
というわけで1級ボイラーは
- ボイラー協会の問題集だけで充分!
- 難易度は2級ボイラーと大きくは変わらない!
ので、さっさと取得してしまうのがオススメ!
なぜなら、ボイラーの知識が残ってるうちに勉強したほうが楽なのはもちろん、
もしさらにステップアップして特級ボイラーを取りたい!となったときに特級ボイラーの免状取得条件に実務経験5年が含まれるからです!
私はボイラーのない会社に転職してしまってから1級を取得したので、例え特級に合格しても免状をもらうことは厳しいです…
(実務経験が積めない)
さっさと1級ボイラーを取っておけばと少し後悔しております!
たとえ特級まで取る気がなくてもやはり2級より1級のほうが見栄えが良い+資格取得頑張ってる感が出るので、チャレンジしてみてはいかがでしょうかっ!